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「モチベーション革命」を起こす時が来た! そして、僕らは口紅をメルカリする豊かさを知る

「乾けない世代」の必読書

 ロボットじゃない尾原和啓さんに会えた!

 

 尾原さんの新著「モチベーション革命」発売に備えて、僕が参加している「箕輪編集室」ではプロモーション会議を行いました。本も一足先に読ませていただきました。

 

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
 

 

 

 

 僕のような平成生まれの世代は、生まれてこのかた「ないものがない」という時代を過ごしている。親や先生や、会社の上司と考え方や価値観に大きなズレを感じながら生きてきた。そんな「乾けない世代」の新しい教科書ともいえるのがこの本だと思います。平成元年生まれの「乾けない世代」ど真ん中の僕が言うので間違いないと言っておきます。あと、この「乾けない世代」っていう言葉が素敵すぎません? ゆとりとかさとりとか揶揄してきた人たち、聞いてますか?

 

 

 もはや実世界で「最近の若いもんは」みたいなテンプレートを使う人がいるのかどうかは知りませんが、上司と仕事に対する姿勢についてズレを感じている人は多いのではないでしょうか。この本では、なぜそのズレが起こるのかも的確に言語化してくれている。これは会議の時に言っていたことですが、尾原さん曰く乾けない世代と乾いている世代の境目はおおよそ37歳らしいです。

 

 

口紅をメルカリする豊かさって?

 

 僕がこの本で一番好きなのは部分は第4章「個人の働き方」に出てくる「使いかけの口紅をメルカリする豊かさ」というところ。

 

 

これを見ただけ、聞いただけでは一瞬戸惑う。もしこのブログを読んだ方がいたら、一旦ここで立ち止まってメルカリで「口紅」と検索してみてください。さーっとながめて「ふーん」となってからもう一度ここへ戻ってきてください。

 

 なぜ使いかけの口紅があんなにたくさん出品されているのか。なぜ使いかけのメルカリを売ることが豊かさなのか。

 

 例えばパーティー用に口紅を買った女性がいたとします。普段使いするには少し派手な色合いの口紅は、一度使ったきりで化粧品ポーチの奥に眠るだけになってしまうかもしれません。数千円もするのに、たった一度しか使えないのはもったいない。でも、口紅は実際に口をつけた部分さえ切ってしまえば他の人も使うことができます(生理的に無理というのは一旦置いておいて…)。これまでは眠っているだけの口紅も、中古品としてメルカリで売ることができるのです。

 

 どんどんイノベーションが起きて、これまでの常識がじゃんじゃん変わっていきます。多くの選択肢を得ることは僕らに豊かさを与えてくれるということ。尾原さんは「これは口紅のシェリングサービスと同じだと言える」としています。車にしろ、自転車にしろ、家にしろ、シェアがこれだけ定着した今の時代は口紅さえもシェアできてしまう時代になんですね。

 

 モチベーション革命、若い人にはもちろんだけど、自分の親世代なんかにも読んでほしい本です。今の若い人たちはこんなことを大事にしているのかという気づきがあると思う。それもまた豊かな世界につながる一歩だと思う。